オリンピックよりも人気があるサッカーのワールドカップ

サッカー界の最大のイベントはワールドカップですが、スポーツ界の最大のイベントはオリンピックです。
多くの競技がオリンピックを最高峰の舞台に位置付けているのに対し、サッカーはワールドカップが明確にオリンピックの上位にいます。それは、ワールドカップがオリンピックを凌ぐ人気を誇っているからです。

国際スポーツイベントの様々なデータの中で、とりわけ視聴者数はそのイベントの人気を示す重要な指標となります。ワールドカップとオリンピックを比較すると、全世界の視聴者数はおおむね同じくらいです。オリンピックは様々な競技と種目があり、各会場で、連日同時進行で行なわれます。テレビ中継の数は延べ何百にものぼるでしょう。

一方、ワールドカップは基本的に1試合ずつしか放送されず、試合数も大会すべてを足して数十試合程度です。つまり放送される回数が大きく違うのに視聴者数が同じなのですから、中継ごとの視聴者数はワールドカップの方が多く、人気を集めていると言えるでしょう。
もちろん、その視聴者数は全世界のあらゆるイベントで文句なしの一位を誇っています。中でも決勝戦の生中継視聴者数は各種機関の調査に開きはあるものの、10億人は下らないというのが定説です。その倍の20億人を超える人が見ているというデータもあります。大袈裟ではなく、ワールドカップは人類最大のイベントと呼ぶべき規模と人気を持っているのです。

オリンピックの各競技の中でも、集客数で断トツなのがサッカーです。オリンピックの入場料収入の大半は、サッカーが稼ぎ出しています。大きなスタジアムで数万人を集められるのが理由ですが、人気が無ければチケットは売れませんから、サッカー人気はワールドカップだけでなくオリンピックも支えていると言っていいでしょう。